生理前にできやすい顎やおでこのニキビ

生理が来る前や生理中、ニキビができませんか?10代の時から顔中のブツブツに悩まされていた私。とくにひどかったのがおでこと顎です。思い(おでこ)思われ(アゴ)ふり(右頬)ふられ(左頬)という恋占いがありましたが、私は、好きな人に「顎のブツブツできててヒゲみたいだね」といわれショックを受けた経験があります。とにかく「青春のシンボル」「両思い」といった誰かに思われるようなキレイなものでないのは確かな話。

20代で結婚したらホルモンバランスが整ったのか、すっかり改善できました。ただ30代でも40代になった今でも生理の前だけ吹き出物ができてしまいます。最近は、アダルトニキビというオトナっぽい名前で呼ばれていますが、見た目も不潔に見えるし痛いし化粧のノリも悪くなるし嫌なものです。

ニキビ

顔にできるニキビ部位で原因がわかる

顔の部位でニキビの原因がわかるそうです。たとえば「おでこ」は、シャンプーやトリートメント(リンスコンディショナー)の洗い残し。鼻は、便秘気味の人や鼻汗がひどい人。頬は、糖質や脂質の摂り過ぎ。(糖質は、お菓子・ジュース・アイスクリーム・ケーキ。脂質は、肉類や卵)口周りは、暴飲暴食や胃腸が弱い人。ビタミン不足や口内炎ができやすい人。顎は、生理・ストレス・睡眠不足・メイクやファンデーションの洗い残し。鼻と口の間の人中(じんちゅう)にできるとすごく痛いんですよね。

乾燥肌、毛穴、細菌(アクネ桿菌・マラセチア・ブドウ球菌、遺伝、睡眠不足ストレス、ホルモン分泌の乱れ、皮脂など様々な原因がありますが、悪化するとクレーターの原因

生理前のニキビ

月経前は、ニキビや肌トラブルが起こりやすい

男性に比べて女性の肌が、きめ細かいのは、女性ホルモンが多いからです。年齢を重ねると女性ホルモンは、皮下脂肪を多く製造します。この女性ホルモンは、皮膚に弾力を与えます。しかし40代~50代になると女性ホルモンの分泌が減り男性よりもシワができやすくなります。また月経前2週間前は、女性ホルモンの1つ(黄体ホルモン)と共にに男性ホルモンが放出されます。これが生理前のニキビや肌荒れの原因です。排卵日に性交・受精すると女性ホルモンが出続け妊娠が成立します。黒ニキビ、白ニキビ、赤ニキビは、ブドウ球菌と皮膚常在菌のアクネ桿菌が主な原因。詰まった毛穴を栄養にしながら増殖するので清潔に保つのが大事です。栄養バランスを整えビタミンB2やビタミンB6を積極的にとるようにします。

ニキビケアをしても改善しないのは、マラセチア真菌が原因かも・・

ただしマラセチア真菌というカビの一種が原因のニキビの場合、洗っても改善しないばかりか脂漏性湿疹(しろうせいしっしん)を引き起こします。顔、背中、肩、二の腕、胸などにも発症します。痒みや痛みは、普通のにきびより少なめです。とくに顎のあたりに繰り返す場合、マラセチア真菌というケースも考えられます。しかも人の皮膚に常在する菌なので顔の洗いすぎに注意しなければなりません。

長引くニキビは、顔ダニかも?

97%の人の顔に存在する顔ダニ。ダニと聞くと気持ち悪いのですが悪い皮脂を栄養にするので皮脂量のコントールするのに役立ちます。元気で健康なときは、悪さをしないのにストレスが溜まったり抵抗力が落ちたりすると一気に増殖します。洗いすぎと洗い残しどちらもNGです。ニキビダニは、皮脂の炎症を餌に増殖していくのでメイクしたまま眠ったりすると悪化しやすいといわれています。化粧を落とさずに眠ると夜活動するダニにとって格好の餌食になるそうです。ファンデーションのパフは、清潔にしていても1000個程度の菌がいるといわれています。湿らせて使う人は、220万個の菌がいると思って間違いありません。中には、大腸菌まで確認されることもあります。生理の前後のニキビが、肌トラブルを引き起こさないためにもサプリメントや市販薬で予防しておくといいかもしれません。

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