生理前は鬱(うつ)生理が来ると躁(そう)になるのもPMS

生理前は鬱(うつ)状態で生理が来ると躁(そう)状態にになる人がいます。父親が双極性障害(躁うつ病)を発症していたこともあり気質や性格は、遺伝すると思っています。今月の生理前は、下腹部痛・頭痛・眠気がひどかったのですが、PMS(月経前緊張症)というよりPMDD(月経前不機嫌性障害)の症状が強く出ました。子供たちにヒステリックに当たり散らしてしまいました。でも生理が来たら生理痛は、あったものの気持ちが落ち着き生理が終わって買い物をたくさんしてしまいました。お金がないのに、ガマンできず数万円も浪費しました。普段節約生活を楽しんでいる主婦なので「ママどうしたの?」と子供たちからもツッコミが入りました。

双極性障害(躁うつ病)とPMDD・PMSどう違うの?

 

診断名 いつ 症状と治し方 原因 受診科
PMS 生理前  低用量ピル・漢方薬‥サプリメント ホルモンの変動によって怒る精神不安 産婦人科
PMDD 生理前  漢方薬 ホルモンの変動によって怒る精神不安 心療内科
双極Ⅰ型障害  –  誇大妄想の躁と疲れやすくうやる気が出ない鬱を繰り返す。症状がはっきりあらわれる、気分安定薬での薬物療法 不明 精神科
双極Ⅱ型障害  –  鬱の期間が長いものの躁でも鬱でもない状態も繰り返す。気分安定薬での薬物療法 不明 精神科

双極性障害(躁うつ病)は、気分に波があり本人に病気の自覚が無いことも多いようです。躁のときは、ハイテンションでしゃべり続け眠らずに行動を続けます。深夜でも早朝でも気分が高揚した状態で気が大きくなり必要なもの不要なものの区別なく高額な買い物をし浪費します。疲れ知らずで気が大きくなりひとたび興奮すると他人を馬鹿にして自分がどれだけ立派で有能な人なのか話し続けます。しかし具合が悪くなると鬱状態となり、マイナス思考で引きこもり自殺のおそれもでてきます。

元気に動き回っていられるのは、病気の影響。長い時間眠らずに動き続けるので日常生活に支障をきたすように反動が出てきます。双極Ⅰ型障害を発症する人は、1%。双極Ⅱ型障害は 1~2%といわれており生理前のPMDD(月経前不機嫌性障害)やPMS(月経前緊張症)と似ていますが、大きく違う点は、生理が来ると症状がおさまる点です。

躁鬱

PMS(月経前緊張症)・PMDD(月経前不機嫌性障害)の症状

双極障害との共通項は、躁状態とうつ状態を交互にという点です。大きく異なるのは、生理前から生理後と期間限定であることです。

PMS(月経前緊張症)の場合、生理前に気分が落ち込んだりイライラしたり下腹部痛などの症状が出ます。便秘や下痢・吐き気・頭痛がひどくなる人もいます。PMDD(月経前不機嫌性障害)の場合精神的な状態が重くヒステリックになったり落ち込みがひどく感情がコントロールできません。PMS(月経前緊張症)もPMDD(月経前不機嫌性障害)生理が来ると症状が緩和し気分も爽快になっているのでテンションも高めです。

ヒステリックに鬼の形相で怒鳴っていたわたしと生理後のわたしは、別人のようですwただ症状の重い軽いの個人差はあるものの50%~80%の女性が不快な症状に悩まされているということと20~30%の女性は、日常生活に支障が出ます。5~8%の女性は、重症のため治療が必要だといわれています。

女性だからガマンしなければいけないの?

女性に生まれたから生理前の不快な症状をガマンしなければいけないとしたらとてもつらいこと。でも多くの女性が対処法がわからずそのままにしているようです。実際わたしがそうでした。毎月1回たった1週間のことですが、カラダもココロも調子が悪いと感じているならPMS(月経前緊張症)解消サプリを服用するのも1つの方法かもしれません。

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